アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」の魅力は?
アフラックでは「夢みるこどもの学資保険」が学資保険となります。
残念ながら貯蓄型学資保険にもかかわらず、元本割れの学資保険となり、このプランしかありません。
他の保険と同じように、出産前から加入できたり、払込期間を早くできたりしますが、返戻率はそれでも100%になりません。
アフラックの学資保険の魅力やメリットは、他の学資保険に比べて、受取総額は1500万円となる基準学資金額を最高500万円まで設定することができたり、クレジットカードでの支払いが可能であったり、医師の診査が不要で契約できるということです。(保険料払込免除を付加している場合、健康状態によって医師の診査が必要な場合もあります)
詳しく確認してみましょう。
「夢みるこどもの学資保険」高校入学時と大学4年間に備える学資保険
夢見るこどもの学資保険の内容
アフラックの「夢見るこどもの学資保険」は、高校入学時に学資一時金、大学入学時を含んだ4年間、学資年金を受け取れます。
学資年金支払開始年齢は17歳、18歳から選ぶことができます。
ご契約者の万が一の時保険料払込免除特則は付加する必要がある
被保険者が死亡した場合の保障死亡給付金(即払込保険料相当額)あり

夢みるこどもの学資保険
「夢見るこどもの学資保険」の受け取れる学資一時金と学資年金について
夢見るこどもの学資保険の、受け取れる学資一時金と学資年金はこちらです。
学資年金の支払開始年齢は17歳もしくは18歳を選ぶことができます。
これは学資年金を17歳、18歳になった後の契約応当日に受け取ることになるために、子供の誕生月と、契約した月の状況によっては、18歳の設定では大学の入学時の学資金として間に合わない可能性がでてくるからです。
特に、早生まれの人などは契約する前に、17歳もしくは18歳に設定した場合の受取時期をしっかり確認し、18歳での受け取りが遅くなる場合は、支払開始年齢を17歳のプランを契約するようにしましょう。
また学資年金は一時金としてまとめて受取ることもできます。この場合年金で受け取る場合より受取総額はわずかですが、少なくなり、返戻率も下がることになります。
「夢見るこどもの学資保険」の加入できる被保険者と契約者の年齢と払込期間について
夢見るこどもの学資保険で、被保険者と契約者が加入できる年齢と払込期間は下表の通りです。
保険料払込期間 | 被保険者年齢 | 契約者年齢 | |
---|---|---|---|
男性 | 女性 | ||
17歳払込 | 0歳 | 満18歳~満50歳 | 満16歳~満50歳 |
満1歳 | 満18歳~満49歳 | ||
満2歳 | 満18歳~満49歳 | ||
満3歳 | 満18歳~満48歳 | ||
満4歳 | 満18歳~満46歳 | ||
満5歳 | 満18歳~満44歳 | ||
満6歳 | 満18歳~満41歳 | 満16歳~満48歳 | |
満7歳 | 満18歳~満37歳 | 満16歳~満43歳 | |
18歳払込 | 0歳 | 満18歳~満50歳 | 満16歳~満50歳 |
満1歳 | 満18歳~満49歳 | ||
満2歳 | 満18歳~満49歳 | ||
満3歳 | 満18歳~満48歳 | ||
満4歳 | 満18歳~満47歳 | ||
満5歳 | 満18歳~満45歳 | ||
満6歳 | 満18歳~満43歳 | ||
満7歳 | 満18歳~満39歳 | 満16歳~満45歳 | |
10歳払込 | 0歳~満5歳 | 満18歳~満50歳 | 満16歳~満50歳 |
アフラックの学資保険の加入年齢の制限は細かく設定されています。
契約者年齢が男性でも女性でも満50歳までとなっており、他学資保険に比べると、契約者が祖父母の場合の加入は厳しくなってしまいます。
払込期間10歳の場合は、子供が5歳になるまでに加入しなければなりません。
また出産前加入は、出生前加入特則を付加することで出生予定日が140日以内であれば契約することができます。
「夢見るこどもの学資保険」の保険料と返戻率をシミュレーション
夢見るこどもの学資保険は、学資年金支払い開始年齢を17歳もしくは18歳から選べます。
また払込期間を、学資年金支払い開始年齢が17歳の場合、払込期間10歳、17歳、学資年金支払い開始年齢が18歳の場合は、払込期間10歳、18歳から選択することができます。
学資年金開始17歳 払込期間10歳
学資年金開始17歳 払込期間17歳
学資年金開始18歳 払込期間10歳
学資年金開始18歳 払込期間18歳
上記のシミュレーションは月払いの場合ですが、支払方法も月払い、半年払い、年払い、前納払いなどを選択することができます。
他の保険と同じくまとまったお金で支払うほど返戻率も上がることになります。
年払いなどの詳細は資料請求で確認することになります。
「夢見るこどもの学資保険」の詳細一覧
アフラックの学資保険「夢見るこどもの学資保険」の詳細は下表の通りです。
夢見るこどもの学資保険 | |
満期年齢 | ー ※満期年齢を選択するのではなく、学資年金の支払時期を17歳もしくは18歳かを選びその後4年の学資年金を受け取る |
子供の加入年齢 | 0~7歳(出産予定日の140日前から加入可能)※払込期間10歳の場合0歳~満5歳まで |
学資一時金支払年齢 | 満14歳10カ月後の最初の2月1日(高校入学時) |
学資年金支払年齢 | 17歳(18歳)・18歳(19歳)・19歳(20歳)・20歳(21歳)後の契約応当日以降 |
払込期間 | 10歳・17歳・18歳から選べる |
契約者年齢 | 男性 18~50歳 |
女性 16~50歳 | |
※契約プランや子供の年齢によって違うので注意 | |
学資金据置 | あり |
払込免除制度 | 特則付加あり |
育英年金 | なし |
死亡保障 | なし |
医療保障 | なし |
アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」メリット
アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」のメリットをご紹介します。
医師の診査が不要
夢みるこどもの学資保険 は、子供に対する医師の診査が必要ありません。
契約申込書(告知書)・意向確認書に健康状態等必要事項を書いて、本人確認書類と一緒に契約時提出するだけです。
多くの保険商品と同じく、募集代理店でのスタッフとの面談は必要になります。
それは子供の将来にマッチした、学資保険プランをスタッフが設計して提案すると言うプロセスが必要だからです。
子供の障害や病気などの告知義務は有りません。
健康状態に関する審査は、保険料を払う親についてだけ行われます。
しかもこの審査は契約者である親に万一払えなくなる場合に備え、支払い免除の特約を付けた場合です。
たいていの学資保険は被保険者である子供に関しての障害の有無・健康状態・病歴と、契約者である親に関して健康状態や病歴が調べられます。
具体的には告知書という健康に関する報告が必要になってくるのです。
現在病気治療中であったり過去5年以内に入院する位の病気をしていると、学資保険には加入できない、病気や障害のある子供や、親は加入できないということになります。
アフラックの学資保険は、支払い免除の特約が無ければ親に関しても審査が無いと言う、極めて特殊な学資保険と言えるでしょう。
受取総額1500万円までの設定が可能
受取総額1500万円まで設定できる学資保険は、多くは無いので貴重です。
医学部や歯学部、薬学部など大学の授業料が多くかかる将来を親が見据えているのならば、最適な学資保険といえるかもしれません。
ただこの場合、保険料がかなりの金額になり、毎月の支払いが可能な人にしか設定できず、一般的には少し無理なプランとも考えられます。
子供が生まれる前(140日前)の申込可能
夢みるこどもの学資保険は、子供が生まれる140日前から申し込めます。
少しでも早く加入し、準備しておけますが、それでも元本割れしてしまうというところが残念です。
クレジットカードでの支払いが可能
アフラックの学資保険は、指定口座の振込、口座振替に加え、クレジットカードでの支払いも可能です。
利用可能なクレジットカードも、保険契約者の名義であれば、JCB、アメックス、VISA、MASTER各社のクレジットカードおよび各社の提携カードなど幅広く利用することができます。
また契約途中からクレジットカードでの支払変更も可能です。
クレジットカード払いができない学資保険もありますので、その点、アフラックの学資保険の大きな魅力となります!
アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」のデメリット
アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」のデメリットをご紹介します。
元本割れのプランしかない
学資保険選びでとても重要な元本割れするかしないか。
まさにアフラックの学資保険は、手厚い保障がついていない貯蓄型の学資保険でありにもかかわらず、支払い総額に対して受取総額が少なくなってしまう「元本割れ」のプランとなってしまいます。
他の貯蓄型の学資保険では、支払い期間が満期までや、加入時期が遅い場合、元本割れする場合でも、支払い期間を短くしたり、加入時期を早くしたりすることで、返戻率を上げることができ、元本割れを防ぐこともできることが多いですが、「夢みるこどもの学資保険」の場合、そのような条件にしても、返戻率100%にすることができません。
学資保険に入る目的によっても違いますが、手厚い保障もなく、貯蓄性も低いとなると、同じ保険料を支払って返戻率100%を超える学資保険はたくさんありますから、加入する人は必然的に少なくなります。
契約者が祖父母の加入は難しい
学資保険は、祖父母が孫の学資金の足しにと加入する場合も多くあります。
他学資保険では、加入できる年齢が60歳、70歳と幅広く設定されているところもあるのですが、アフラックの学資保険は、男女共に満50歳でないと加入することができません。
一般的な年齢から考えると、祖父母の契約、加入は難しくなります。
アフラック「夢みるこどもの学資保険」総合的評価
総合的に選ばれにくい学資保険だが、、、
がん保険などで人気のアフラックですが、学資保険になると魅力のない選ばれにくい学資保険となってしまっています。
なんといっても保障のない貯蓄重視の学資保険であるのに、どうしても元本割れしてしまうところがデメリットとなって目立ってしまっています。
同じ保険料を支払っていても、中には100%を大きく上回る学資保険がある中で、アフラックの学資保険を選ぶ人はまれとなりオススメもできません。
しかし、全く魅力がないわけではなく、クレジットカード払いができる、医師の診査が不要などは注目されるところでもあり、いろいろな理由で他学資保険に入りにくい場合は元本割れといっても、保障型の学資保険のような低返戻率ではなく、98%の返戻率がありますから、しっかり検討し納得して加入できれば、問題ありません。
自分のライフプランの中でアフラックの学資保険がベストという人もいるでしょう。
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